先週の為替は材料不足のなか、火曜日にドル円が12/3の安値148.647円を瞬間的にブレークした。
その時の安値であった148.568円を下値にその直後から反発上昇して週明けとなったが、本日からのトランプ大統領のメキシコ、カナダ両国への25%関税導入を控え、昨晩から株価急反落というリスクオフマーケットでドル円が151円台から149円台前半まで急落中。
米ドル、長期金利の急落もドル円の売り要因。ドル円は12/3の安値148.644円を切ってしまったのでシナリオ変更。
ここから154円までの上げがあれば中期目線のショート戦略優先。
WTI原油先物はトランプとゼレンスキーの激しい口論後ロシアの制裁を緩めるとのトランプ発言に加え、OPEC+が4月から予定通り増産を計画との報道で68ドル台まで売られた。
WTI原油の下落は、OPEC+の動向とロシア制裁がらみと不確実性が高すぎるので様子見。
一方、金価格は先週の史上最高値2974ドルから2844ドルまで売り込まれたが、トランプ関税を発端とする貿易戦争を嫌気したヘッジ用の金買いが昨日起こって2900ドル台まで復帰中。
金は追いかけないが、長期目線なら2,750ドル切れは買い。