先週のドル円は154円後半から156円後半のレンジ内の動きだった。
先週はトランプ大統領が就任、ダボス会議でのオンライン演説でFRBに利下げを要求。
ただ、本日夜半のFOMCは据置き予想。金曜日の日銀金融政策決定会合では予測通り0.25%の利上げが発表されたので、ドル円は154円台後半まで売られる局面があったが、週明けに中国のディープシーク社の安価なAIが発表されたことで、エヌビディア(17%ダウン)などのハイテク株が大暴落することになり、ドル円もリスクオフで153円台後半まで急落した。
ただ昨日は156円まで戻している。
ドル円はまだ下がりそうだが、来週以降再び上昇に入ると思われる。
200日移動平均152.80円、100日移動平均 が151.8円。両サポートまで下がれば買い推奨。150円以下は損切。
WTI原油先物はイスラエルとハマスの停戦と人質解放合意を受けて地政学的リスクが低下したことに加えトランプ大統領が国家非常事態を宣言して米国の石油とガスの生産を増やす計画を発表、またダボス会議の演説でトランプ大統領は、サウジアラビアとOPECに原油価格の引き下げを求めたことで原油価格は先々週末から6.5%も下げて74ドル前後で推移中。
WTI原油は72ドルで短期買い、69ドル以下は損切。金価格はハイテク株の大幅な暴落の中、月曜日に1.5%下落。ただ先週はドル安が続いていたことでじり高継続で2,770ドル近辺。金は長期目線なら2,700ドル切れは買い。