先週もトランプトレードが続き米長期金利、米ドルが続伸したのでドル円が152円台前半から156.75円まで4.5円もの急騰となった。
先週木曜日のパウエルFRB議長の「利下げを急ぐ必要はない」というタカ派発言もドルの上昇に拍車をかけた形。また米国下院も勝って共和党はトリプルレッドとなったこともドルが続伸する材料。
週明けは一時152円台前半まで売られる局面もあったが再び154-5円トライ中。
ドル円は151円台への調整があれば、もう一回の上げ期待で買い、156円台利食い、149円切れで損切り。
WTI原油先物は、米国がウクライナに対し長距離ミサイルの使用を許可したので、月曜日に1バレル66ドル台から一気に69ドルへ急騰。
一方、ロシアは1万人規模の北朝鮮軍を国境沿いに配置と緊迫感が増している。
最大の輸入国である中国の見通しが低迷していることが最大の重しだが、トランプのイラン、ベネズエラ制裁はブル要因。
WTI原油のファンダは弱いが、地政学的には売れない。
9/10の今年の最安値切れ64ドル台はロング、72ドル台利確、60ドル以下損切。
金はドル高で先週1オンスあたり2,440ドルまで急落したが、週明けには2,600台と急反発。
金は長期目線なら2,600ドル台切れは買い。短期は待ち。
米長期金利が頭打ちかもしれない。
米長期金利上昇ならドル買い継続だが、続伸するか微妙なところ。