今週のマーケット戦略-2024年10月15日(火)

先週の注目はFOMC議事要旨と消費者物価の2つ。FOMCではミシェル・ボウマン以外にも0.5%利下げには消極的なメンバーがいたことが判明、またインフレは鈍化したものの予想を上回った。結果FED Watchによると11月のFOMCでは0.5%よりは0.25%の利下げが主流となった。米国10年金利は続伸、ドル指数も上昇したのでドル円も150円すれすれまで買われている。もう少しだけ上げそうだ。

米国の長期金利が急騰してるので、金が2684ドルまで70ドルの急騰となった。金はここからもう一回2800ドルくらいまでの今年最後の上げはあり得る。調整待ちでロング推奨だが高値を超えてしまうのならもう追いかけない。暮れから年初はいったん反落する可能性大。

WTI原油は、イスラエルのイラン石油施設への攻撃の可能性がありうることで先週は一時78ドル台の急騰など乱高下となったが、OPEC月報では世界需要見通しをまた下方修正!中国の貿易収支が5か月振りの低水準だったことで昨晩は急反落。

まとめると、ドル円は147円台までの調整があれば短期買い。151円越えは利確&ショート戦略。ただし、152円越えて引けたらゲットアウト。下値ターゲットは145円なのでその手前で利確。金は短期2620ドルで買い。2800は利確。2500切れで損切りあるいは様子見。原油はもう一度下落する可能性が高いので78ドルでショート。84.55ドル以上は損切。

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マーケットレポート​

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