先週5日(月)は日経平均が4500円の暴落と史上最大の下げとなり、リスクオフでドル円も141円台までこの日だけで5円近い下げ(3.8%)を記録。シカゴIMM先物通貨データによると、円ショートポジションは7月月初の段階で18万枚まで膨れ上がっていたが、7/30には6割ほど解消された模様。キャリートレードの解消終了かも?翌8/6日には一転株価もドル円も大きく戻し、調整気味で先週を終えた。今週明けてもドル円は一時148円台と底堅い。短中期的には上値トライしそうだが、中長期ではドル円の下げトレンドは最低でも来年5月頃までは続きそう。なので、短期は調整の下げは買い、中超期はショート狙いか?
金は、先週月火と大きく反落したが、2400ドルサポートはかなり堅く反発急騰中で、先々週の史上最高値2522.50ドルを再トライ中。金は今年は依然として上値目線なので2350-2400ドルくらいまでの調整待ちでロング推奨。
WTI原油は、中東の大産油国であるイランがイスラエル攻撃か?との報道と供給サイドの懸念が続いていることから、5営業日連続で上昇中。先週初72.50切ってヒヤッとしたが71.67ドルでサポートされた後の急伸となった。80ドルまでつけた。
まとめると、ドル円は中期的には上がったら売り、短期的には買い場探し。144.50円くらいまでの下げはロング。151~153円程度で利食い&ショート。金は2350-2400ドルで買い。短期ポジなら2300ドル切れで損切りだが中長期はガチ保推奨。原油は下げ待ちで72~75ドル台はロング推奨。短期ポジは70ドル切れで損切り。