今週のマーケット戦略-2025年1月7日(火)

先週は年末年始で日本市場が休場だったため、ドル円は方向感の出にくい週だった。2円幅で高値膠着。ただ、今朝になって先週の高値越えと動意づき始めている。ドル円をサポートする米長期金利は続伸中も、ドル指数は、2年ぶりの高値付近で推移していたが、週開けスタート後は反落気味。
ドル円は直近高値を更新中だが160円を一気に超えるのは困難とみている。ここからは上値トライを待って売り戦略推奨。160円以上で損切り、155円台前半で利確。

WTI原油先物は週明け、先週の5営業日連続の上昇から一転、1バレル74ドルを下回った。ドル高がドル建て商品の重しとなったため。欧州と米国の寒波と米国の備蓄減少に支えられ、原油価格は5%近く上昇。一方、供給面では、トランプ政権の政策変更と制裁強化により、イランの石油生産と輸出が第2四半期までに減少するとされている。
WTI原油のファンダは弱いので上昇は限定的。なので十分ひきつけて下げ待ちで買いか?9/10の今年の最安値近辺、65ドル台はロング。75ドル台利確、60ドル以下損切。

金は年末年始を通して2,600ドル台で膠着推移中。次期トランプ政権はインフレを押し上げると予想されており、FRBの利下げ能力を制限する可能性がある。これにより、利回りの低い金の魅力が低下する可能性がある。
金は長期目線なら2,600ドル切れは買い。短期は2,725ドルでショート、2,800ドルで損切り、2,510ドルで利確。

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マーケットレポート​

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