先週の自民党の総裁選挙で積極財政派である高市氏がリードしているとの観測で、日経株価指数とドル円が金曜日午後一まで上昇してきたが、決選投票で石破氏の勝ちが伝わると日経、ドル円とも大暴落!ドル円は146円台ミドルから142円まで実に4円50銭の暴落となった。週明けも東京時間で一時さらに下落。今週の注目は金曜の雇用統計。ドル円はここから買われても146円台ミドルがマックス。その後下値137円狙い。なので、上昇後の売り推奨。
先週から週明けと長期金利、米ドルが底堅いので、金は2700ドルを付けてから反落し始めた。金は、ここから少し下がった後今年最後の上げがありそう。調整待ちでロング推奨だが短期に留めたい。暮れから年初は反落するかも。
WTI原油は、先週はサウジアラビアが販売戦略を変更し、12月にも大増産を決めたことで急落していたが、イスラエルがレバノンのヒズボラ指導者を殺害、陸上の侵略も辞さない状況で69ドルまで反発中。中国人民銀行が景気刺激策をとったことはブル要因。ただサウジの増産は強烈なベア要因。
まとめると、ドル円は短期的には売り場探し。短期は145円でショート戦略。下値ターゲットは137円なのでその手前で利確。金は短期2560ドルで買い。2500切れで損切り。ただ、2700以上は利確。原油はもう一度下落する可能性高いので75ドルでショート。