先週は米国のCPIは2021年2月以来の最低の数値となった。これは円高要因。ドル円は昨日ついに140円を切って139円台ミドルまで売られた。現在は反発中。今週の注目材料は19日木曜未明の米国FOMC。利下げは織り込まれているが、利下げ幅が0.25%なのか0.50%なのか?0.25%は市場に織り込み済みだが、0.50%となった場合のドル円への売り圧力は一瞬でも相当なものになるのは確実。
金は、今週のFOMCで利下げが確実視され、ドル指数続落中なので2615ドルと史上最高値更新。金は、今年は依然として上値目線なので調整待ちでロング推奨。ただ、中長期的には来年は反落するかも。
WTI原油は、ハリケーンは終わったが、石油生産の20%は止まったまま。FOMCで0.50%の利下げが充分あり得るので70ドルまで反発中。ただ、中国経済はいまいち。なので原油の上昇圧力に力強さなし。テクニカルには底打ちは近い。
まとめると、ドル円は短期的には売り場探し。今のロングは、143-145円で決済&ショート戦略。下値ターゲットは137円なのでその手前で利確。金は短期2560ドルで買い。2500切れで損切り、中長期ならガチ保推奨。原油はもう一度下落する可能性あるので、75ドルでショート。