今週のマーケット戦略-2024年6月4日(火)

FOMC関係者がインフレデータで注目してる個人消費支出(PCE)コアインフレ率が前月比0.2%と予想0.3%を下回った。インフレが収まらずにえらいことになると思っていたが、このPCEはネガティブサプライズ!これで米長期金利が急落、ドル円も一時156.56円まで急落。今週初は157円台でスタートしたのも束の間、昨日ロンドン時間から円買いが出て一時156円切れとなった。

今週は金曜日に雇用統計が発表される。
非農業部門新規雇用者数は18.0万人増の予想。最近はいつも予想を超えた結果になっていたけれど先月は久しぶりの低下。移民の流入がすごいので雇用者数が増え気味だが今回はどうなるか?
予想越えならドル円は最後の上昇になりそう。160円を再トライ!
ただ160円でまた当局の介入があるかな...。

金は、先週は2350ドル前後の膠着状態が続いていて材料待ち?FRBの利下げ観測(=ドル安)は金買い(昨晩は長期金利急落で金急騰!)、利下げなしは金売りという公式は今のところそのまま。金は長期では依然として上値目線だが、短期は下。さらなる下落を待って買いたい。

WTI原油は週末のOPEC+総会が協調減産分を来年末まで延長した急落!?自主減産分220万B/Dは10月から段階的廃止だとか!中長期的にはあと3週間くらいは下げトレンド継続とみる。

まとめると、ドル円は155円までの下げは買い、上値目標160円、金は2200ドル以下では買い、原油は短期売り場探しか?

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マーケットレポート​

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